増資の資金調達
まずは、自己資金を使った方法について。
増資をするにあたって、いかに資金を調達するかは大きな問題ですが、もっとも手軽、かつ、現実的な方法が、社長や社長の身内の者による出資による方法です。
特に社長自らが多くの現預金を持っている場合には、話は簡単であり、すぐに出資して後に役員報酬によって回収していけばよいわけです。
もちろん、社長の身内の方が、役員であれば同様のことがいえますし、役員でなくても配当という形での回収も可能です。
次に有価証券の売却や不動産の売却などによって社長自らが資金調達する場合には、税引後の手取額で考えなければなりません。
例えば、800万円の増資をするのに、800万円相当分の土地を売って一時的に800万円入ったとしても、その土地が所有期間5年超の長期保有のものであっても39%の譲渡税がかかります。
そのため、結局手取額は、800万円×(1-39%)=488万円にしかなりませんので注意が必要です。